【Anywhere】第3話:罪の枷



進撃の巨人 20140111 (39)








進撃の巨人 20140111 (29)

イアン 「悪いねハンジ。急に呼び出したりして・・・
     ちょっと時間が空いたから、少しの時間でも君に会いたかったんだ」



進撃の巨人 20140111 (35)

ハンジ 「いえ・・・
     イアン、あなたのほうこそ病院抜け出したりして大丈夫なの?」



進撃の巨人 20140111 (38)

イアン 「あぁ、心配ないよ。
     今日は当直じゃないし、病院には別の医師が詰めてるから。
     あとは帰って自宅で論文書くくらいだからさ」

ハンジ 「そう・・・」



進撃の巨人 20140111 (36)

イアン 「そんなことよりハンジ。
     今度うちで新年のパーティーやるんだけどさ。
     そこで正式に君との婚約を発表したらどうかって、僕の両親が言ってるんだけど。
     パーティーには父の友人とか病院関係者、政治家なんかも集まるからさ。
     ちょうどいい機会なんじゃなかって思うんだけど、どうかな?」

ハンジ 「えっ!?」




進撃の巨人 20140111 (32)

イアン 「どうしたの?何か都合悪い?」

ハンジ 「い、いえ!なんでもないの!
     え~と・・・私たち1ヶ月前に婚約したばかりだから…
     話がどんどん進んじゃって、ちょっと驚いただけだよ」


進撃の巨人 20140111 (34)

イアン 「そう。ならいいんだけど・・・
     ハンジ、君もしかして今日ちょっと体調悪い?」

ハンジ 「・・・えっ!?どうして??」

イアン 「いや、なんとなく。
     なんだかぼーっとしてるし、顔も少し赤いよ?」



進撃の巨人 20140111 (33)

ハンジ 「な、なんでもないのホント!大丈夫だから!!
     このカクテルがちょっとアルコール強かっただけじゃないのかな?」

イアン 「・・・ほんとに大丈夫??」

ハンジ 「うん!私は元気だけが取り柄な女だから♪このとおりなんでもないよ~」




進撃の巨人 20140111 (28)

イアン 「元気だけが取り柄なんて、そんなことはないよハンジ。
     君のように美しくて賢い女性は他にはいない。
     そんな女性と結婚できる僕は世界一幸運な男だよ。
     大切な君にもしものことがあったらって考えると、心配でたまらないよ・・・」

ハンジ 「イアン・・・心配かけてごめんなさい」

イアン 「いいんだハンジ。
     さ、体調も優れないみたいだし今日はもうお開きにしよう。
     明日体調が良かったら、パーティーで着るドレスを一緒に選びに行こう?
     ハンジは背が高くてスタイルいいし、グッチかディオールも似合いそうだね♪」



言えるわけがないよね。
さっきまであなた以外の男の人と一緒にいて
その人に一晩中抱かれていたなんて ―――――

イアンの優しさが
罪悪感という手枷、足枷になっていく。
この枷に繋がれたまま、私はこの人を生涯の伴侶とするのだろうか?

そうしたら彼は、リヴァイはどうなるんだろう ―――――?





















進撃の巨人 20140111 (8)





進撃の巨人 20140111 (9)

リヴァイ 「・・・電話・・・こねぇな・・・」


アイツが帰ったあと、俺は静まり帰った部屋でずっと携帯を握りしめていた。
これじゃまるで中高生の恋愛ごっこみたいじゃねぇか。

つーか、体の関係を持ってしまっただけで、
別に俺とアイツは付き合ってるわけでもないし ―――――――


リヴァイ 「・・・クソっ!何やってんだ俺は・・・」




~~~~~~~~~♪♪(携帯着信音)


進撃の巨人 20140111 (3)

リヴァイ 「・・・エルヴィン??」


























進撃の巨人 20140111 (43)

エルヴィン 「急に呼び出してすまないリヴァイ。
       たまにはお前と二人で夕食でもと思ったんだが・・・」

リヴァイ  「・・・エルヴィン、お前いい歳なんだから早く結婚しろよ。
       野郎だけで飯食ったってマズいだけだろーが」

エルヴィン 「そんなことはないぞリヴァイ。
       お前は俺のかわいい弟じゃないか」

リヴァイ  「気持ち悪いこと言うなよ・・・」




進撃の巨人 20140111 (42)

リヴァイ  「ああ、そうだエルヴィン。ハンジのやつ、結婚するんだってな」

エルヴィン 「・・・聞いたのか?ハンジから」

リヴァイ  「・・・ああ・・・」



進撃の巨人 20140111 (40)

エルヴィン 「そうか。あの子はお前にだけは言いづらそうにしてたから・・・
       お前たちは子供の頃からずっと一緒にいたからなぁ。照れくさかったのかもしれないな」

リヴァイ  「・・・さっきまでアイツと一緒だった」

エルヴィン 「?今なんて言ったんだ、リヴァイ?」

リヴァイ  「ヤったんだよ、アイツと。無理やり」

エルヴィン 「リヴァイ、お前・・・」

























進撃の巨人 20140111 (27)


進撃の巨人 20140111 (26)


リヴァイ  「おい・・・なんで突然俺の家に行くとか言い出すんだよ?」

エルヴィン 「さっきの話の続き、詳しく聞かせてもらうぞ。
       私の自宅にはエレンとミカサがいるから・・・
       話の内容的に二人に聞かせるわけにもいかんだろう?」

リヴァイ  「チッ・・・・・・」
























進撃の巨人 20140111 (22)

エルヴィン 「・・・で、一体どういうことなんだ?
       あの子に・・・ハンジに何をしたんだお前は」

リヴァイ  「・・・アイツが好きでもねぇ男と結婚するとかぬかしやがるから。
       なんかムカついて・・・
       押し倒して、嫌がるアイツを無理やり犯した」



進撃の巨人 20140111 (23)

エルヴィン 「・・・ハンジはどうしたんだ?」

リヴァイ  「さっき帰った。親に呼び出されたとか言ってたが・・・
       あの様子だとたぶん親じゃなくて婚約者の男だろ」

エルヴィン 「リヴァイ・・・お前、ハンジのこと好きだったんだろ?
       私は昔から知ってたよ」

リヴァイ  「・・・・・・」



進撃の巨人 20140111 (19)

エルヴィン 「ハンジの婚約者のことは私も顔見知りでね。よく知っている。
       王立記念病院の跡取り息子だが、とても優秀な医者だ。
       立場上、政治家や地元の有力者たちとも深いつながりがある。
       私が言いたいこと、わかるよな?」
       
リヴァイ  「だから何だ・・・」

エルヴィン 「リヴァイ!よく聞くんだ!
       大きな力に逆らえば、お前はこの街にはいられなくなるんだぞ!?」

リヴァイ  「別に構わん。選ぶのはハンジ自身だ。
       あいつの選択に俺は従うだけ。
       それまではアイツの愛人でもなんでも俺は構わない・・・」



進撃の巨人 20140111 (20)

エルヴィン 「・・・よく、頭を冷やすんだリヴァイ。
       とにかくこんな不純な関係は許さんぞ・・・
       お前の親代わり、兄代わりとして忠告する」

リヴァイ  「エルヴィン・・・アンタなら理解してくれると思ったのに・・・」

エルヴィン 「理解はしている。だが、それとこれとは別だ。
       私はお前を失いたくないだけだ・・・」






















進撃の巨人 20140111 (56)


リヴァイ 「エルヴィンのヤツ、散々好き放題言いやがって・・・!」


エルヴィン、あいつだけは理解してくれると思ったが・・・

俺たちの関係は尋常じゃないことくらい、頭では理解していた。

それでも、どこにも居場所がなくなっても

そんなことよりアイツを失うことのほうがずっと怖かった。

鳴らない携帯を握りしめて

俺は待った

ただ一言、アイツの声が聞きたくて ―――――――ー



〈第4話へ続く〉





【あとがき】

今回の記事を書き上げた時、ちょうど夕飯前でして
夕飯の支度があり、あとがきを書く時間がなかったので先に記事だけうpさせていただきました

というわけで改めてあとがきです。

今回はストーリーの展開上、濡れ場なしでお送りしました。
時折リヴァイのきわどい発言とかはありましたけど…
まぁこれくらいなら、PASS付けなくてもいいかと判断しました。

濡れ場はたぶん次回第4話では見られると思います
それはもう滾るヤツをやりますよ(笑)

それはさておき第3話の補足です。
以前にもちょっと触れましたが、リヴァイとエルヴィンの関係について。

リヴァイは幼い頃に両親を亡くし、エルヴィンの家に引き取られたという設定にしています。
なので、原作でも歳の離れているであろう二人は兄弟のような関係というわけです。

本作中でのリヴァイはエルヴィンの家を出て一人暮らしをしています。
エルヴィンの自宅は会社の事務所も兼ねており、そこにエレンとミカサも一緒に暮らしているという
奇妙な設定にしています。

それはシムを動かすプレイヤーの都合によるものですけど。
世帯をなるべくまとめておかないと、ストーリープレイはすごくやりづらいんですよ


回数が進むにつれてどんどん話が重くなっておりますが。
進撃版・ロミオとジュリエットだと思って読んでいただきたいです
禁断の恋って、昔からすごく惹かれるテーマなんですよねぇ~
リアルでそんなことをやってのける機会も勇気もないですけど。

少しでも皆様にドキドキと萌えをお届けできているのであれば嬉しいです。
では、次回作もお楽しみに☆

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