【Anywhere】第1話:もう後戻りはできない

進撃の巨人 20140103 (44)

ただ一緒にいるだけで満たされていたはずなのに

あの日を境に、俺たちは親友ではいられなくなった

誰よりもアイツの幸せを願っていたはずなのに…


もう後戻りはできない







進撃の巨人 20140103 (37)

西暦2013年冬・某都市 




進撃の巨人 20140103 (36)

リヴァイ 「おいエレン。例のクライアントの件、片付いたのか?」

エレン  「あ、はいリヴァイ部長。さっき先方から連絡来て、承認いただきました」

リヴァイ 「そうか…ならいい。よくやったエレン」

エレン  「はい!ありがとうございます!!」


ミカサ  「ハンジ主任、今月の入金処理終了しました」

ハンジ  「サンキュー、ミカサ♪助かったよ~ 私一人じゃ今日中に終わらせるのは無理だったよ」




進撃の巨人 20140103 (35)

エルヴィン 「みんなお疲れ様!今日は仕事納めだし、少し早いが業務終了にしよう。
       酒を用意したから上の食堂で一杯やろうじゃないか?」

エレン   「マジっすか社長!?ご馳走様です!!」

リヴァイ  「エルヴィン、甘やかしすぎだ」

エルヴィン 「まぁ、たまにはいいじゃないかリヴァイ。今年はみんなのおかげで業績もよかったしな」

ハンジ   「さっすがエルヴィン社長♪社員の気持ちをよくわかってるなぁ♪♪」




進撃の巨人 20140103 (34)

エルヴィン 「それじゃ改めて、みんな1年お疲れ様!」

ハンジ&エレン 『お疲れ様でしたー!!』

エレン   「あの、リヴァイ部長。部長は冬休みどっか行かれるんですか?」

リヴァイ  「あ?どこにも行かねーよ。何俺のプライベートつっこんできてんだクソガキが」

エレン   「す、すいません(汗)もしかして彼女とデートとか…?」

リヴァイ  「てめぇ…いい度胸してんな」

ハンジ   「まぁまぁ、リヴァイその辺で許してあげなよ♪エレンはリヴァイのこと大好きなんでしょ(笑)」

リヴァイ  「気持ち悪いこと言うんじゃねぇよクソメガネ(怒)」

エルヴィン 「ハハハ♪だいぶ盛り上がってきたなぁ。あ、そうだハンジ。ちょっといいかな?」

ハンジ   「なんですか?社長」




進撃の巨人 20140103 (31)

エルヴィン 「例の件は、みんなには話したのかな?」

ハンジ   「いえ、すみません…まだです」

エルヴィン 「リヴァイにも?」

ハンジ   「…はい…」

エルヴィン 「そうか。でも早いほうがいいぞ。特にリヴァイにはな」

ハンジ   「わかってます。今日このあとリヴァイには話すつもりです…」

















進撃の巨人 20140103 (23)

ナナバ 「いらっしゃいお二人さん。私の店に来るの久しぶりじゃないかい?」

リヴァイ 「悪ぃなナナバ。今月は出張続きだったんだ。愚痴ならエルヴィンに言ってくれ」



進撃の巨人 20140103 (24)

ナナバ 「知ってるよ、エルヴィンから聞いてたからさ。まぁ、ゆっくりしていってよ。
     ところで何飲む?新メニューのカクテルあるんだけどどうかな?」

リヴァイ 「じゃあ、それをくれ。ハンジ、おまえは?」

ハンジ  「あ…じゃあ私も同じやつで」





進撃の巨人 20140103 (18)

リヴァイ 「おい。ところで話ってなんだ?」

ハンジ  「あ…そうだったね!そのことについてなんだけどさ…」

リヴァイ 「なんだ?らしくねぇツラしやがって」

ハンジ  「私さ、結婚するんだ」

リヴァイ 「…!?おい…何かの冗談か…?」

ハンジ  「本当だよ。エルヴィン社長にはもう話してある」




進撃の巨人 20140103 (16)

ナナバ 「失礼、ちょっと聞こえちゃったんだけどさ。ハンジ結婚するんだね、おめでとう! 
     これはささやかだけど私からのお祝いだよ」

ハンジ 「ありがとうナナバ…」

ナナバ 「お相手は誰?私はてっきりリヴァイ、君かと思っていたんだけどな」

リヴァイ 「………」




進撃の巨人 20140103 (20)

リヴァイ 「…おいクソメガネ。ここだと人目がありすぎる。続きは俺のマンションで聞く」

ハンジ  「あ、うん。ごめんねリヴァイ…」




















進撃の巨人 20140103 (9)

リヴァイ 「…で?いつそういう話になったんだ?」

ハンジ  「…先月の末くらい」

リヴァイ 「相手は誰だ?」

ハンジ  「王立記念病院の院長の息子」




進撃の巨人 20140103 (10)

リヴァイ 「付き合ってたのか?そいつと」

ハンジ  「付き合ってないよ!親が持ってきた縁談だから」

リヴァイ 「そういえば、お前の親は医者だったよな」



進撃の巨人 20140103 (11)

ハンジ  「私も全く知らなかったんだけどさ。縁談相手の人、昔から親同士が決めた許嫁だったみたい」

リヴァイ 「どおりでお前の親が、俺とお前がつるんでるのをガキの頃からよく思ってねぇわけだ」

ハンジ  「そんなことないよ!だってリヴァイは私の幼馴染じゃない!?」

リヴァイ 「幼馴染ね…ま、俺みたいな孤児に大事な一人娘を汚されたら大変だからな」

ハンジ  「リヴァイ…?何言ってるの?」



進撃の巨人 20140103 (1)

リヴァイ 「ハンジ…俺はお前のことをただの幼馴染だなんて思っていない」

ハンジ  「リヴァイ…??」

リヴァイ 「ガキの頃からずっとそうだった…他の奴らがどんなに俺を蔑もうともお前だけは違った。」

ハンジ  「リヴァイ……」



進撃の巨人 20140103 (6)

ハンジ  「リヴァイ聞いて…
      私もリヴァイのこと、ずっと好きだったよ。
      でも今の私は親に逆らうことなんてできないんだ。私はリヴァイみたいに強くないからさ。
      弱い人間なんだよ私は…」

リヴァイ 「ハンジ…好きでもないヤツと結婚する気か!?」

ハンジ  「ゴメンね、リヴァイ」
      


進撃の巨人 20140103 (8)

 
そう言ってハンジは俺の額に優しくキスしてくれた。
まるで小さいガキをあやすみてぇに…

だけどアイツの左手に光るエンゲージリングを見て、俺の中で何かが糸みてぇにプッツリ切れるのを感じた。
必死に抑え続けてきた感情が一気に溢れ出すのを、もう自分では止めることができなかった。





進撃の巨人 20140103 (5)


リヴァイ 「…ハンジ、お前の親が最も恐れていたことをやってやる。来い!」

ハンジ  「痛っ!!ちょっとリヴァイ、何する気だよ!?」



進撃の巨人 20140103 (3)


ハンジ 「リヴァイ…!!ちょっとほんとにやめて!!!」

リヴァイ 「ハンジ、俺のこと好きだって言ったよな?アレは嘘だったのか??」

ハンジ 「う、嘘じゃないよ!でもこういうことは…」



進撃の巨人 20140103 (2)


リヴァイ 「うるせーぞ。乱暴にはしたくない、大人しくしてろ」

ハンジ  「……」





ああ、もうコイツとはただの幼馴染じゃいられないんだ。
――――もう後戻りはできない――――








【あとがき】

いよいよ始まりました!進撃世帯の新シリーズ☆
なんていうか、自分の文才のなさに心底悩まされました(ーー;)
もっと本を読んでおけばよかったとか、今更ながらに後悔してます。


新シリーズ【Anywhere】ですが、パラレルワールドストーリーです。
大人の恋愛を書きたかったので、リヴァハン禁断の恋みたいな感じにしました。
今回分に関しては、本当はPASS付きにしたかったんですけど…
初回なのでPASS付けませんでした。
話の内容的にアダルトシーン多いと思うので、今後はPASS付きにする予定です。


リヴァイの人物設定ですが、子供の頃に事故で両親を亡くしエルヴィンの家に
引き取られたという設定にしました。
なのでエルヴィンとは年の離れた兄弟みたいな感じです。

ハンジは父親が医者で、箱入りのお嬢様っていう設定ですね。
原作のハンジとはちょっとかけ離れたキャラになってしまいました

それと余談ですが、作中に1箇所だけミケが登場しているんですが(笑)
気づいた方いらっしゃるでしょうか?


このシリーズに関してはゲームプレイの都合上、作成にすごく時間を要します。
なので更新は不定期になるかと思います。
本編の進撃世帯のプレイ日記もありますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです



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