第9話:Collision

進撃の巨人 20140308 (13)




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エルナ  「・・・せっかくいらしていただいたのに申し訳ないのだけど・・・
      あいにく主人は急患が出て留守ですの。お話は私が伺いますわ・・・」

リヴァイ 「いえ・・・こちらそお忙しい中お時間を頂きありがとうございます。
      ですが、できればゾエ先生がいらっしゃる時に話をしたいのです」




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エルナ  「・・・一体どういうことなのかしら?
      私だけでは対応できかねる話ということなの?
      仕事絡みの話なのであれば、エルヴィンさんが一緒のはずよね??」





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ハンジ  「ママ・・・仕事の話じゃないよ。
      パパには後で話すから、先にママに聞いてほしいんだ。
      これは私とリヴァイの話だから・・・私たち・・・」

リヴァイ 「ハンジ、俺が話す・・・
      エルナさん、私はハンジさんのことを愛しています。
      どうかハンジさんと結婚させて下さい」




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エルナ  「・・・!?!?
      リヴァイさん・・・あなた何を言ってるの!?
      ハンジに婚約者がいることは知っているわよね!?」

リヴァイ 「ええ、もちろん知っています。
      全て知っている上でお願いしています」

エルナ  「・・・いつからなの・・・?
      あなた達、いつからそういう関係だったの・・・!?」




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リヴァイ 「付き合っていたわけではありません。
      ですが、以前からお互いに惹かれ合っていました。
      もっと早く彼女に気持ちを打ち明けるべきだったのでしょうが・・・」

ハンジ  「ママ、私たち真剣なんだよ・・・!
      私も子供の時からずっとリヴァイのことが好きだった。
      一生のお願いだから、リヴァイと結婚させて!!」




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エルナ  「ハンジ!馬鹿なことを言わないでちょうだい!!
      エルスター家との婚約はもうずっと昔から決まっていたことなのよ!?
      結納まで済ませて、何を馬鹿なことを・・・!!
      リヴァイさんあなた、ハンジは結婚を控えた大事な身なのよ!?
      それをよくもたぶらかしてくれたわねっ!!!」

ハンジ  「やめてよママ!!!」




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ハンジ  「だいたい私が物心つかないうちに、勝手に結婚相手を決めたのはママじゃないか!
      子供の時からずっとそうだった・・・
      何をするにもママの言う通りにしないと、血が出るまで打たれたのを思い出すよ・・・
      今回の結婚だってそうだ。結婚するのはママじゃない、私だよ!?
      それに私はイアンのことなんて全く愛してないし、愛せないよ。
      私が愛してるのはこの世にただ一人、リヴァイだけ・・・
      もう決めたんだ。リヴァイと一緒に生きて行くって!」




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エルナ  「待ちなさいハンジ!!
      あなた、いつからママにそんな口をきくようになったの!?
      前はそんな子じゃなかったのに・・・!!!」

ハンジ  「今まで育ててもらったことは感謝しているよ。
      でもどう生きるかは私自身の意思で決めるから」


リヴァイ 「ハンジ、よせ・・・」




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エルナ  「ハンジ!あなたには失望したわ!!
      誰のおかげでここまで生きてこれたと思っているの!!?
      私が・・・
      私が必死にここまでレールを敷いてきたおかげで、今のあなたの人生があるんじゃないの!?
      あなたの意思や判断だけでは、決して今のような人生はなかったのよ!?
      そんなあなたが、自分の判断で人生の伴侶を選ぶことなんてできるはずないわ!
      失敗するに決まっているわ!!!」

ハンジ  「っ――!!ママなんてことを言うの!?
      私はママのマリオネットじゃないんだよ!?
      私の人生は私自身のものなのに――――っ!!
      どうして私を、リヴァイを信じてくれないのさ!!?」

リヴァイ 「おいハンジやめろ!」
      
      


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エルナ  「もうこれ以上話すのは無駄だわ・・・
      リヴァイさん、ハンジのことは諦めてちょうだい。
      この話は聞かなかったことにするわ。主人にも話しませんから・・・
      ハンジ、あなたも馬鹿な事を言っていないで頭を冷やしなさい。
      イアンさんと結婚することがあなたにとって一番の幸せなのよ・・・?」 

ハンジ  「待ってよママ!話を聞いて!!
      私はイアンとは結婚しないから!!!お願いだから破談にして!!!」

リヴァイ 「よせハンジ、少し落ち着け!!」 




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ハンジ  「――っ離せよリヴァイッ!!
      私はママの言いなりにはもう絶対ならないんだから――っ!!!」

リヴァイ 「わかった、わかったから少し落ち着け・・・興奮するなハンジ」




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リヴァイ 「エルナさん・・・
      ハンジもこんな状態ですし、ゾエ先生がいらっしゃる時に改めて出直します。
      ただ、これだけ言わせてください。
      俺の中にはハンジを諦めるっていう選択肢はありませんから。
      それと・・・俺が言うのも何ですが、もう少しコイツを信じてやってください。
      あなたが思っている以上に、ハンジはもう一人前の女性です」
      
エルナ  「・・・・・・」





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エルナ  「いいえ・・・この子はまだ子供よ。
      ハンジ、どうしてもその男と一緒になるっていうのなら覚悟はできているわね?
      あなたとは親子の縁を切るわ・・・」





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ハンジ  「・・・望むところだよ・・・」






























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ハンジの実家を出たあとも、ハンジは俺の腕の中でずっと泣きじゃくっていた

コイツがあの母親に対してあんなに怒りをむき出しにした姿を、俺は初めて見た

母親が俺達の結婚に反対することは、最初から分かってはいたことだが ―――――――

きっとコイツにとって今日の修羅場が、母親に対する初めての「反抗」だったんだろう




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リヴァイ 「ハンジ・・・何があっても俺がお前を一生守るからな・・・」





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ハンジ  「・・・んぁ・・・リヴァイ・・・??
      ここ・・・リヴァイのマンション・・・???」

リヴァイ 「起きたか、ハンジ。大丈夫か・・・?」

ハンジ  「私・・・いつの間にか寝ちゃってたの・・・?どれくらい寝てた?」

リヴァイ 「1時間くらいだ。
      よほど疲れたんだろ・・・眠いならまだ寝てていいんだぞ?」




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ハンジ  「・・・もう大丈夫だよ。
      なんか・・・思いっきり取り乱しちゃってゴメンネ・・・」

リヴァイ 「気にするな。ああなることはだいたい予想ついてたしな。
      ただ、『親子の縁を切る』とまで言われるとはな・・・
      俺もずいぶんと嫌われたもんだ」
           
ハンジ  「・・・ごめんリヴァイ・・・」

リヴァイ 「別にお前のせいじゃねぇだろ?」




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リヴァイ 「ただ・・・ハンジ、これだけは約束してくれ。
      エルナさんと親子の縁を切ることだけは絶対にダメだ」

ハンジ  「でも・・・あの様子だと絶対に許してくれないよ・・・?」

リヴァイ 「島に行った時も言っただろ?
      わかってもらえるまで話をするって・・・」

ハンジ  「そうだけど・・・あんなに頑固な人だよ?
      私のことは自分の道具みたいにしか思ってないし・・・」




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リヴァイ 「・・・俺はそうじゃないと思う。というか、そうじゃないって信じたい。
      あの人は間違いなくお前を愛している。その愛情が過剰なだけなんじゃないかと思うんだが・・・」 

ハンジ  「どうして・・・ママにあんなに酷いこと言われたのにそんな風に言えるの・・・?」


リヴァイ 「立場や感情は違えど、俺もエルナさんと同じようにお前を愛してるから・・・
      何よりお前を産んでくれた母親だ。
      だからいつかわかってくれるって信じてる。俺がどれだけお前を大切に思っているかを」

ハンジ  「リヴァイ・・・うっグス・・・」






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リヴァイ 「お前はホントすぐ泣くな・・・いつからそんな泣き虫になった?」

ハンジ  「リヴァイのせいだよ・・・
      あなたが私にくれる言葉のひとつひとつがいちいち泣けるんだよバカ!」

リヴァイ 「はぁ・・・ったく、素直じゃねぇなお前は。
      素直に嬉しいって言えよ、クソメガネが」






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ハンジ  「ねぇリヴァイ・・・その・・・エッチしたいな・・・」 

リヴァイ 「は・・・?この状況で何言ってんだてめぇは?」

ハンジ  「だって・・・なんかリヴァイいい匂いするんだもん・・・
      ずっと抱きついてキスしてたらシたくなってきちゃった♥」

リヴァイ 「なんでそういうとこだけ思考が男なんだよお前は!?普通逆だろーが!」




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ハンジ  「ねぇ・・・♥ここでしちゃう?それともベッド行く?」

リヴァイ 「・・・おい、人の話聞いてるか?
      まあいい。誘ったからには覚悟しろよハンジ・・・」

ハンジ  「うん♪いつもより激しくシてね・・・♥」


リヴァイ 「おい、少し黙れ。気が散るだろーが」



ピンポーン(インターホン音)


リヴァイ 「・・・・・・」

ハンジ  「・・・ねぇ、リヴァイ、出たほうがいいんじゃない?」
























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リヴァイ 「・・・・・・」

エレン  「あ、あの突然にほんとすみません部長!
      冬休みの間部長が何してるのか、俺ずっと気になって仕方なくて・・・
      それでいてもたってもいられなくて、思いきって来てみましたぁ!!」

ミカサ  「私は止めたんだけど・・・エレンがどうしても行くって聞かないから・・・」

ハンジ (ぶはwwwwwホントこのコ、どんだけリヴァイのこと好きなんだよwwwww)

リヴァイ 「おいクソメガネ・・・てめぇ今笑っただろ?」





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リコ   「あの・・・私までお邪魔してすみません。
      買い物してる途中で偶然エレン達に会って、誘われたものですから・・・」

エレン  「人数多いほうが部長も楽しいんじゃないかと思いました!」

リヴァイ 「ほう・・・いつからてめぇは俺の思考が読めるようになったエレン?」





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エレン  「ハンジさんもいたなんて偶然ですね?
      あの・・・部長休みなのにスーツ着てるし、もしかしてこれからお出かけでしたか?」





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リヴァイ 「いや・・・ちょうど帰ったきたところだった」

エレン  「あ、そうなんですか?ならよかったです!
      ってことは・・・ハンジさんと一緒に出かけてたんですか??」

リヴァイ 「・・・ハンジの実家に行ってきた」

ハンジ  「ちょっとリヴァイ!その話はまだ・・・」

リヴァイ 「アルミン達は知ってることだし、遅かれ早かれバレる話だ。
      別に隠すこたぁねぇだろ?」




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エレン  「アルミン達が知ってるって・・・?
      部長、一体何の話をしてるんですか・・・??」

ミカサ  「・・・・・・」





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リヴァイ 「俺とハンジは結婚する。
      だけどコイツには親が決めた婚約者がいる。
      その件が解決するまではしばらくモメると思うがな・・・
      だいたいはそういうことだ。わかったか?」

ハンジ  「リヴァイ・・・説明が簡潔的すぎるんじゃないかい?」





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エレン  「・・・すみません部長、話が全っ然見えないんですけど・・・!!?
      つーか、いつからお二人は付き合ってたんですか??それにハンジさんに婚約者って・・・」

リヴァイ 「見りゃわかんだろーがクソガキが。
      俺とハンジはテメーらがもっとクソガキだった頃からずっと愛し合ってたんだよバカが」

ハンジ  「リヴァイ・・・ドSなこと言いながらさりげなく小っ恥ずかしいこと言うのやめてよっ/////
      耳から火が出そうだよ・・・/////」

ミカサ  「・・・反対、されてるんですか・・・?その・・・ハンジ主任のご両親に・・・」





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リヴァイ 「まぁな・・・そう簡単にはいかねぇよ」

エレン  「あの、俺にできることあったら言ってください!
      俺、部長とハンジさんのためなら何だってしますからっ!!なぁミカサ!?」

ミカサ  「エレンがそういうなら・・・」




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ハンジ  「二人ともありがとうね。
      でもこれは私たちが二人で乗り越えないといけないことだから・・・気持ちだけで十分だよ♪
      それとこのことは他の社員たちには内緒にしておいてくれるかい?
      みんなにはちゃんとした形で報告したいからさ・・・」

エレン  「わかりましたハンジさん!ミカサ、お前もわかったか?」

ミカサ  「うん・・・わかったけど、エレンいちいち声大きい」






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リコ  「偶然だけど、どんでもないことを聞いてしまったな・・・『彼』はこのことを知っているんだろーか・・・??」





〈第10話へ続く〉



            
後書きです。
ようやく、ようやくUPできました現代編!!

前半部分、自分で話を書いていて泣きそうになりました・・・
ついにここまできたかっていう万感の思いと同時に、リヴァイが切なすぎてもう。゚(゚´Д`゚)゚。
ディカプリオの『ロミオ+ジュリエット』のサントラを聞きながら書いていたのですが。
Kissing youっていう曲と、バルコニーシーンの曲が今回記事に合いすぎて辛かったです・・・

初登場のリコさんですが、髪型・・・前髪パッツンがなかったんであえてこの髪にしました。
雰囲気だけは頑張って似せたつもりです(`・ω・´)

ちなみにリコさんはエルヴィンの秘書っていう設定にしています。
原作では違う兵団の方ですけど、なんか秘書似合いそうだったんで(*^_^*)

さて、そんなリコさんですが。
リヴァハンの今後の行方を左右するキーマンになってきます。
彼女が最後に言ったセリフも気になるところですが・・・

次回第10話、波乱の展開あり??です(゚o゚;;



Theme: 進撃の巨人
Genre: アニメ・コミック

Comment

  • かなめ@PandemiX
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リコさん登場めっちゃ嬉しいです/// び、美人だぁ~!!
あとミカサの服可愛い/// 似合ってる^^*
ついにハンジさんの親と対決だー!と思ったら・・・兵長ほとんど喋れず・・・www
まぁ母親の反応は得てしてこうなりますよね^^;;
vs父親で兵長がどんな演説をするのかがやっぱり楽しみですねー。
こんな複雑な恋愛僕はしませんが(面倒くさいの嫌いw)、実際に有り得る修羅場なのでちょっと他人事じゃない感じで見守らせていただいてます・・・^^;←

  • 戒音 理(カイネ サトル)
  • URL
Re: かなめ様

こんにちわ^^

リコ班長ですが、仕事のできる美人秘書をイメージして作りました♪
実際はもっと幼さの残る感じなんでしょうけど、私が作るシムは全体的に大人びた感じで仕上げているので・・・
賛否両論あるかもしれませんが、あとは髪型さえ近いのがあればいいのにって感じです。

ミカサの服は、実はDIESELなんです♪♪
兵長によく着せているTシャツと同じ拡張パックに入っていたやつです。
冬なので、今流行りのムートンブーツを合わせてみました^^

兵長は原作の性格からして、こういう修羅場の時はひとまず相手の言い分を黙って聞くタイプだと
私個人は思うのです。
なので、ハンジさんのママ(あくまで私の創作ですが)に暴言を吐かれたとしても
冷静に状況を判断するんじゃないかと思いました。

逆にハンジさんはわりと冷静さを欠くタイプだと思うので(原作でもそういうとこありますよね?)
興奮したハンジさんをなだめる役目をも兵長が負っているという(笑)

兵長は暗い過去とかいろいろ背負って生きてきた男なので・・・
きっと平凡な恋愛はしないとおもうのです。
障害のある相手を好きになって、その人を守ろうとするのも兵長らしいかと^^#

ハンジさんのパパは次回以降登場予定です。
ママはすごく現実主義な人ですが、はたしてパパはどうなんでしょうか・・・??
ハンジさんがパパ似だとすると・・・それは登場してからのお楽しみです☆

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